まず、李舜臣について日本側ではゲリラ戦の専門家としてみる
しかし、その戦果にはいくつか誇張があるように思える(時代的に誇張があるのはある意味当然で文化とも言えるが)
いくつか日本側と韓国側の資料をすり合わせた例を見て欲しい
まず閑山島海戦から
韓国側では見乃梁破倭状を根拠に
日本艦隊の発見数を大船36隻・中船24隻・小船13隻、撃破数を63隻と記録している
しかし、脇坂安治への動員定数が1500人であることを考えると、発見数と戦果は過大申告である。
韓国では、脇坂安治の軍の兵力を5000~12000人、戦死者数を5000~9000人などとしているが、これを裏付ける日本側の資料はない
石高が3万石程度の大名である脇坂安治が、5000人以上の兵力を動員することは不可能であり非現実的である